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オリジナルの紙袋を作ろう、となったとき。
サイズは決まった。デザインのイメージもある。あとはIllustratorを開くだけ……のはずなのに、そこで手が止まってしまうことはありませんか?
「口折って、何ミリとればいいんだろう」
「のりしろは右? 左?」
「底のフラップ、どう重なるのが正解なんだ?」
正面の幅・マチ・高さが決まっても、それだけでは展開図は引けません。見えない部分の寸法が全部決まらないと、実は1本も線が引けないのです。
これまで私たちは「サイズは決まったので展開図をください」というご依頼を、1件ずつ手作業でお作りしてお送りしてきました。ありがたいご依頼なのですが、どうしてもお待ちいただく時間が発生します。
そこで作りました。サイズを入力するだけで、その場で展開図ができるページです。

正面の幅・マチ・高さ(mm)と、ひもの取り付け方式。これだけです。
あとは全部、自動で計算します。

つまり「紙袋の構造を知らないと決められない部分」を、こちらで肩代わりする形です。
対応サイズは、正面の幅60〜750mm、高さ600mmまで。マチは正面の幅より小さい範囲でどうぞ。
ちなみに、サイズが大きくなると1枚の紙では取れなくなり、表と裏の2枚を貼り合わせて作ります。この判定も自動です。2枚貼りになる場合は、表面用・裏面用の2ファイルでお渡しします(表裏が同じデザインなら、表面用だけでOKです)。
いずれも国内生産の仕様です。OFJ式・角底・輪転・海外生産は、現在準備中です。
ダウンロードできるのは Illustrator(.ai)と PDF の2種類。どちらもレイヤーの入った編集できるデータです。入稿には .ai をお使いください。カラーモードはCMYKです。
レイヤーは、トンボ・基準点・外形・寸法・ひも穴・デザインに分けてあります。デザインレイヤー以外はロック済み。デザインを置いている途中で外形線をうっかり動かしてしまう、という事故が起きません。別ファイルからデザインを持ってくる手順も、テンプレートの中に書き込んであります。
Illustratorをお持ちでない方も、PDFで形と寸法の確認はしていただけます。
展開図は、あくまで平面です。
平面で見ているときは、きれいに収まっているように見える。ところが組み上げてみたら、社名が折り目にまたがって読みにくくなっていた。底に入れた紙マーク(紙製であることを示す識別マーク)が、貼り合わせで隠れてしまっていた。
平面では合っている。立体にすると、ズレる。

紙袋を作ったことのある方なら、一度は経験がおありかもしれません。これが、画面上ではなかなか気づけないのです。
そこで、ダウンロードしたテンプレートにデザインを置いたら、そのデータをそのまま3Dプレビューに読み込んでみてください。
くるくる回して、正面・側面・背面・底面。ひもの取り付け方式も、ひもの種類も色も、選んで表示できます。
入稿前にこの画面でひと目確認していただくだけで、「組んでみたら違った」はかなり防げます。
テンプレートは、一般的な紙袋の仕様をもとにした参考データです。
口折・のりしろ・トンボの位置は、実は製袋する工場によって変わります。そのため、他社様で製作された場合の結果については、私たちは責任を負えません。
もし私たちにご用命いただけましたら、実際に製作する工場に合わせた展開図にこちらで修正した上で進めさせていただきますので、そこはご安心ください。
すでに規格サイズが決まっている方は、サイズごとのテンプレートもご用意しています。
→ 各種ダウンロード
デザインから私たちにお任せいただくこともできます。1,000枚未満の小ロット、約1週間での対応も可能です。東京近郊であれば、お伺いしての打ち合わせもいたします。
この「あと一歩」のところで止まってしまう方が、実はとても多いのです。だから、その一歩をまるごと省けるようにしました。
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紙袋のデータ作成でひっかかりやすいところは、これまでの記事でも解説しています。
→ デザイナーのための「オリジナル紙袋」データ作成マニュアル。